日本政策金融公庫などに、「創業融資を申し込んだのだけど、駄目だったので相談にのってくれないか」というお問い合わせを頂く場合があります。

基本的に行政(公庫も類似です)の決定を覆すのはかなり大変ですね。

これは、融資に限らず行政手続き一般にいえるのですが、決定をくつがえすのは前の審査が間違っていました(又は審査が足りませんでした)というニュアンスが入りますが、行政はミスは認めないからです。

つまり、前回の審査は軽くやっちゃったよ。今回はリキいれるから!なんて心で思っても、口や行動に出すはずがないわけです(つまり、駄目なものは駄目)。

ですので、例えば自己資金が300万円あったところ、親から200万円の贈与を受けることになったなどの、新たなエビデンスがあればいいのですが、そのままもう一丁というのはかなり難しいです。

よく審査に落ちた場合、半年くらいしないと受付できないという記事もありますが、受付自体はしてくれます(ただし、認められない可能性が高い)。

でも、例えば自己資金を貯めるなり、事業計画を見直すなりしていく場合、半年くらいはかかるでしょうという意味ですね。

基本的には一発勝負と思ってください。