話のはじまりは、2月の頭にあった遅い新年会でした。

起業コンサルタント系の集まりでしたが、その中に女性起業セミナーなどを行っている友人(男)がいたわけです。

「最近どう?どうせ、インチキなことばかりしゃべってるんだべ?」
「勘弁してよ~。ちゃんとやってますよ。でも女性の起業は増えてきている気がするね。」
というような会話です。
まぁ全般として、起業者数が減っているという感じはないのですが、特に女性は増えていると。

それでは、女性起業の一番いい点はという話になりました。

ズバリ!行動が早いところ→将来の見込みとかなど理屈ではなく、目の前のことをパッパッとやっていく。
だから行動が早く、起業を思い立ったら「あっ」という間に進んでいく。

ここですな。
要するに感情で動くところが多いということです。
あ、女性差別とかじゃないからね。私じゃなく、その男が言っただけです。と逃げるが(笑

ただ、私も同感でしたww
男はいろいろ考えるじゃないですか。
将来のこととか、会社を辞めて大丈夫かとか。だから行動も凄く遅くなります。

これ大きな目でみると、現在会社の「上場市場」が鬼のように冷え込んでいるというのと関係があります。
ようするに、日本国内で会社を興して大きくしていく(つまり上場も考える)という設計ができなくなっているのです。

そりゃ、そうですわね。
少子高齢化が鬼のように進んでいるわけで、日本国内での成長が考えられないでしょ?
昭和の時代とは違うということですね。

だから、女性の起業の場合「旦那の会社の将来もわからないし、パートにでて10万円稼ぐくらいなら、同じくらい稼げればいいので好きなことをやりたい。」
という流れになりやすいのです。

自分の好きなことで仕事になり、パート程度以上でも稼げればという感じですね。

勿論、全員ではなく相対的にという意味ですが。
いい悪いではなく、日本国内の成長が描けない以上、ある程度こじんまりと考えていくという面も必要なのかもしれません。

起業の形はいろいろあっていいと思います。
でも、将来こうしていきたいという地図は最初に描いていく必要があります。
ガンガンやっていくとか、好きなことをやっていくとかですね。

大きくするのか、こじんまりといくのか。
起業相談に乗ると、よく「最近の起業とかどうですか?」という質問を頂くので、今回お話してみました。

どういう形であれ、応援できれば面白いねと思っています。
酔っ払い同士の会話でしたが(笑