遂にというか、やっぱりと言おうか、平成25年3月31日をもって中小企業基盤人材助成金が廃止となります。
正直に言って、元々使い勝手がかなり悪い助成金ではありました。
要件が厳しすぎるのです。
新たに人材を雇って、年収は350万円以上とか設備費に250万円以上とかね。
以前、ある会社さんで新しい業務をやろうとして、会社の目的変更の登記を変えたことがあります。
しかし、いろいろな事情でその業務自体は1年後くらいから始めて、中小企業基盤人材助成金の相談に行ったことがありました。
結論は駄目でした。
実際にやりだしたときではなく、会社の目的変更の登記をしたとき、つまり意思表示をしたときが事前の計画書を出す期限とか言われてでした・・・。
ま、それはそうなんだけど、その1年超後にやりだしているわけで・・・。ねぇ。
まぁ、というようにいろいろと要件が厳しいわけです。
また、平成23年から対象分野が医療や介護、情報通信、健康関係とかにかなり絞られていたので、いずれ廃止かな?とは思っておりましたが。
いずれにせよ、受給資格者創業支援助成金も廃止になりますし、起業関係においては厚生労働省の助成金は全滅の方向ですね。
平成25年4月1日以降(25年度)にどのような助成金が出てくるのか?
現在、従業員(特にパートさんなど)に対しての研修制度に対して助成していこうというような「人に対する投資」的な方向に助成金を出していく動きがありますが、いずれにしてもはっきりしてくるのは、資料などが出てくる4月1日以降ですね。