「うちの社員は馬鹿ばっかりだ!!!」とは良く聞く言葉。社長さんが叫びたいのも分かります。
でも、「物」はしょせん物です。1は1、1+1は2にしかなりません。
しかし、「人=従業員」は、1を50にも100にもできます。独立起業後は人が命。
会社は人なりと言いますが、中小零細企業が伸びきらない理由の最大なものは、「人材」がいない、若しくは辞めてしまうという点です。折角育てた人材が辞めてしまう。社長の片腕だった、番頭さんが辞めてしまう。どれだけの損害なのでしょうか?
よく、うちの会社は出来る奴から辞めていくと話しているのを聞きます。そう、まさにその通り・・・。
1を50にも100にも出来る、会社の人事システムを「少しづつ」でもいいから考えてみませんか?
「うちの社員は馬鹿ばっかりだ!!!」と言っていても、始まりません。
うちは、10人しかいない会社なのに、何の人事制度が必要なんだ?」そこです。そこなんですよ。社長さん。
10人と言わなくても小さい会社というのは、給料も良くない、休みも少ない、有給も実際はない・・・。将来の明確な戦略もない。で・・・どんな出来る人が残るのでしょうか・・・?
小さい会社だからこそ、キチンとした、制度を作ろうとする。これが、従業員のやる気につながります。
何でもいいんですよ。ボーナスに関しては、キチンと何ヶ月とかの決まりを作るなど。勿論、多く出せと言っているのではないですよ。
会社に利益があれば(あるように)、適切に決まりを作っていこうということです。その前向きさが、少しでも従業員の「やる気=売上げ」に繋がります。
適切な仕事と適切な給料と適切な休みというバランスが大事なんです。綺麗ごと?綺麗ごとを目標にしないと従業員なんて付いてきません・・。