最近、「朝ラー」を流行らせようとする動きがあります。
朝ラーというと、今流行りの「ラー油」だと思いますよね。
食べるラー油というのが、ここ半年の流行です。
桃屋さんのラー油なんか大好評で、売り切れ店も多いとか。
が・・・今回の朝ラーというのは、朝ラーメンのことです(笑
「朝ご飯にラーメン」をと、業界有名店が取り組んでいるようですね。
桂花、六厘舎、せたが屋などです(いわゆるラーメン業界では超有名店)。
朝でも食べやすいように、麺や具の量を少し抑えたり、スープを少しすっきりさせて、500円程度で提供しているとのこと。
ちなみに、六厘舎東京駅店は、朝8時から営業していて、主に勤め人が対象。
桂花は朝4時から営業で、始発前待ちの人が対象。
立地によるターゲット層の違いはあります。
桂花は新宿アルタ裏なので、歌舞伎町から直ぐです。
飲んで帰って、締めに朝ラー・・・。太るが(笑。
六厘舎さんは濃厚スープで有名ですが、朝ラー用に少し薄めで提供するとのこと。
というか・・・濃厚なスープが完成する前段階のスープを提供している気がしますね。
当然、(オリジナルより)少し薄い感じがしますが、
これはこれで、少しライトがお好みの方はOK。
お店としても、別のスープを用意する手間はかかりませんし、朝には、少しライト(薄め)もおすすめですよ!
という、経営的には非常にいい流れです。
勿論、スープが作り途中ですとか言っているわけではありません。
他に何か手間隙をかけていらっしゃるかもしれませんし。
要するに、経営効率とお客様の好みと、手間隙を考えると朝ラー自体、非常に効率がいいですよね。
単純な営業時間の延長ではなく「朝ご飯」というイベントを狙えますので。
結局これも、二毛作、三毛作をはかるやり方ですね。
ひとつの畑で、2回3回収穫がはかれれば、当然利益率は格段にUPします。
結局、自分(自社)の経営資源の中でいかに今よりも収益をあげられるか?
営業時間やサービス内容、メニューなど、少し変えてみる部分はないでしょうか。
朝ラー食べながら、自らの商品を考え直してみましょうか(笑