一般社団法人とは?

1、一般社団法人ってご存知ですか?
実は、平成20年12月から、法改正により一般社団法人という制度ができました。

簡単に、一般社団法人という団体を作ることができるようになっています。
今回は、この一般社団法人について少しお話しましょう。

尚、例外的なことは考えずに一般的な内容でお話しますので、ご了承下さい(細かいことまで書くと、本が一冊書けます)。

2、NPO法人とどう違う
一般社団法人とか言うと、何か「ボランティア的・社会的な団体」という感じがしますよね。
今までは、「NPO法人」が同じような感覚の団体でした。
しかし、内容はかなり違います。

代表的な違いをあげてみます。
NPO法人・・設立するために官庁の許可が必要。
監督官庁有り。
事業の目的は17分野のみ可能。
設立に3か月~半年程度かかる。
設立時は、理事3名以上・幹事1人以上が必要。
以上にように、運営していくのもとても大変です・・・。

一般社団法人・・登記のみで設立。
許可・監督・事業目的等全て制限なし。
出資金(資本金)不要つまり無し。
設立時社員(株主や取締役的な意味)は2人以上で可です。

3、メリットがありすぎる?
つまり、一般社団法人の設立には、資本金もいらないし、どんな事業目的でも設立可能であり、最初に2人以上いればOKということ。
ちなみに、設立費用は(税金等必ず必要なもの)
株式会社約24万円
一般社団法人約11万円 です。

しかも、目的が公益目的のみの場合、将来的に公的認定を受ければその事業目的に関しては「税金」のかからない「公益社団法人」になることも可能です(簡単ではありませんが)。
しかし、何かメリットがありすぎますよね?

4、現実の設立・運営になると?
たいがい、うまい話にはウラがあるのですが、別段裏はありません(笑
が・・・・、デメリット となるものを簡単にあげておきます。

 

1、資本金がありません。
へ?なんで?お金がかからないので、いいんじゃないの?キャー嬉しい!
少しお待ちを・・・。
取引する相手方からすると、最低保証=資本金(もちろん、実際に資本金分のお金もない赤字会社も多々ありますが、ここはわかりやすく)さえももっていない団体です。

信用の意味で、大きな商取引はまず無理でしょう。資金的なバックボーンがないのです。

2、剰余金の分配もできない。
いくら儲けても、株主配当的なものはないということ(役員報酬は受け取れます)。
つまり、会社を大きくして儲ける という概念がありません。

3、融資申込 はあまり相手にされない可能性が高い。
だって、会社を大きくするという概念がないわけですから・・・。
融資を申し込んでも、「なぜ株式会社でないのですか?」というお話になります。
つまり、融資を受けるのは、かなり苦しくなります。100万円とかレベルなら何とかかな・・・。

勿論、事業内容等にもよるので、確定的にはお話できませんが。
ちなみに、設立後に株式会社に組織変更はできません。
ということは、
「大きく商売をしていくには、まったく向きません。」
「法人と法人のビジネス(B TO B)にも(あまり)向きません。」

 

それでは、どういった事業内容に向いているのでしょうか?例をあげてみますね。
1 ボランテイア活動を行う法人
2 公益目的事業を行う法人
3 定年退職者が生きがい・やりがいを求めて起業するビジネス
4 主婦が友人と起業するボランテイア活動兼収益志向型事業
5 会員に対して情報・物産等を提供する
6 同好会(サークル活動)
7 同窓会・同業者団体
8 町内会
9 学会・研究団体
10 村おこし・街おこし事業
ざっと上記のような感じです。

特に女性(主婦)の地域的活動や、定年起業後の知識や研究の提供などの場合、おすすめです。

 

俺・私は起業して、ビックになりたい!という人は、やっぱり株式会社です。

勿論、ビックという概念はお金だけでもないので、人ぞれぞれでOKです。

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