NHKの、八重の桜も大政奉還~鳥羽伏見の戦いという前半の山場に入ってきました。
本来、慶喜公は戦をするつもりはなかったと思います。
ちなみに、よしのぶ と習ったけど、ケイキという場合も多いみたいね。
慶喜公は水戸藩の出身ですが(一橋家に養子に入った)、水戸家は有名は光圀(黄門様)以来、尊王(天皇が中心とする考え)の家のため、お上にたいして弓をひくなんざぁ、とんでもないと・・・。
徳川を討てという天皇の勅旨(命令)は、偽者というか周りが作らせたものらしいのですが、なんにせよ逆らうと朝敵になる可能性がありましたので。
で・・・、京から大阪城まで退いたのですが、家臣達がだまっていなくて、鳥羽伏見の戦になっていきます。
でも、大将が本来戦う気がないのに、勝てるわけはないですわね。
これが、経営にも通じる部分大です。
追い込まれたときに経営者が下す判断・・・たいてい間違っている場合が多いです。
すがる思いが強くなるせいか、正常なときだと考えもしない発想や、わけのわからん案を出したりします。
結局、焦りが判断を狂わせるわけですね。
ですから、その判断。たいてい間違っています。
例えば、普通ナニワ金融道の桑田はん(パンチ頭の縦縞ダブルスーツ)みたいな人から高利のお金借りますか?
ましてや、トイチとかね。普通だったら絶対借りないでしょ?
でも、追い込まれていると正常な判断ができなくなってくるから、目先のお金がほしくなります。それがないと会社が潰れるというときね。
同じく、意見してくれるいい従業員も含めて全部リストラしたり、儲からないような話に食いついたり・・・。
対策?本当に今考えています。そんな時にどうアドバイスできるかとか。
結局、いかに危険水域まで追い込まれないように経営をしていくかという部分につきるのですが・・・。