事業融資(借り入れ)は一度受けておわりでもなく、何度か繰り替えす場合が多くあります。
設備を増やすとか、広告を増やすとか。

企業規模が大きくなると、とうぜん必要経費も大きくなります。
これは、悪いこっちゃない。
というか、健全!

逆に言うと、融資を受けた場合、近いうちに借り増しする可能性が高いわけです。

そこも考えておきましょう。

対策・・・?
ズバリでいいます。
簡単な答えのようですが、「キチンとコツコツ返す」
これにつきます。

延滞や滞納が一度でもあった場合、借り増し等はできないと思って下さい。

正直なところ、一度くらいなら「銀行口座をかえたとき、引き落としがあって、残高不足になった」というような言い訳ができないことはありませんが(苦しい)、それでも査定は大幅なマイナスです。

結局、「信用の積み重ね」ということですね。
それでは、その信用の積み重ねはどれくらいの期間が目安でしょうか。

これもズバリでいきましょう。
「半分の返済」です。
これ、本当です。私が体験してます。
半分返すと公庫から「融資のご入用はありませんか?」というような、電話がかかってきたりします(笑

保証協会も同じです。
そうすると、通常、融資返済は6年~7年(設備・運転などにより違います)ですが、当初から5年=60回で返済するというのも一つの手です。

そうすると、3年後には半分以上返済できます。
3年を一サイクルと考えると、返済は6年や7年ではなく「5年返済」にして、信用を作っていくというも、一つのやり方です。

3年後を睨んだ事業計画、借り入れ計画を考えていきましょうね。