お客様の会社の忘年会に呼んで頂けることがあります。
また、お酒好き?な社長とは忘年会で随分席を供にしました。
会社を数多くみている税理士さんや弁護士さんとも数人同席致しました。

今年どうだった?というお話になるわけです。
で、社長さんの気持ちの7割は来年も頑張るよ!
残り3割は「今年も無事一年乗り切った・・・。」という感じでしょうか。

だいたい、12月と1月って通常月と比べると稼働が半分近くになりますよね。
でも、給与は払いますしボーナスも出すところがある。

私は立場上、会社で借り入れをする場合などはわかります。
「今年はさすがにボーナス出せないけど、仕方ないよね?」
「だって、社長、この間1000万円借り入れたじゃん。仕方ないよ・・・。来年は頑張ろうぜ!」

みたいな話題になるわけです。
物の本によると経営者の頭の中の多くは「資金繰り」ともいいますが本当です。
営業していくら儲ける。儲けたうちからいくら出ていく。でいくら足りない?みたいなね。

税理士さんとお話していて「顧問先、今年どれくらい減りました?」というお話をしました。
「やっぱ1割くらいは減ったね・・・。」という話題にもなります。

私は社労士という立場で顧問として、お付き合いしておりますし税理士さんも同じくですが、共通意見として年間1割くらいは減っていくと。
仮に30社あるとすると3件前後。
これは、嫌われて顧問解除という意味ではなく、要は倒産又は近い状況ということです。
倒産でないにしても会社にしていたのが、個人営業に戻り自宅で1人になるとかね。

税理士さんなどをつけて、それなりにやっている会社でもという意味です。
つまり、何年かやっている会社などのお話です。
個人事業主の場合などはもっと顕著かもしれません。
1年で廃業するのが3割といいますが、だいたいあたっている感じがします。

ま、そんな話をしながら忘年会をしているわけです。
けっして、キャバクラに行って騒いでいるわけではない(笑

独立起業を考えている方は、必ず事前にお客様を見つけるか又は販売ルートを確保してからにしてほしいですね。
結局、お客様がいないから資金繰りにつまってくる。そのため動きがとれなくなってくる→廃業。
というパターンがほとんどなわけで。

起業前、このサービスはこれこれこうで、こう広がっていきます!ということなのですが、実際は話3割くらいしか広がらないので。
それに耐えうるだけの資金計画等も必要です。

とりとめもないお話ではありますが、結局開業すると大小の違いはあれど、いかに会社を回していくかお金を回していくか?
ということの繰り返しになるということですね。

でもね・・・。そうはいっても自分で起業するというのは面白いことも多いです。
ですので、もし来年起業をお考えであれば是非チャレンジしてみて下さい。
失敗しても致命傷を負わなければ、またの機会もありますし。

今回、今年最後の発行となりますが、不安も多いけれどやりがいもあるというお話をしつつ筆をおきます。

今年1年お付き合い頂きましてありがとうございました。