今年は初日の出がよくみえましたね。
私は千葉の田舎に帰っていたので、田んぼから拝んでました(笑

同じ太陽なのに、「初日の出」というとおめでたい感じ(勿論、実際におめでたいのですが、物理的には365日同じはず)がします。

マーケティング的にも、似たような言葉があります。
「ハロー効果」ですね。
私「東京大学卒」です。

私「電通」に勤めています。
人間の中身は変わらないのに、出身大学や勤め先によって、何かいやみだけど負けているような気がするというのも、また事実(一般論として)。

でも、人間は中身だ!なんて文句を言っていても仕方がない。
逆に、応用できることがないかを考えましょう。
方法論としては、「引用できませんか?」ということです。

我が社の商品は、東京大学のA教授によると温暖化削減が何%で。
このサービスは、電通調べによると女性の気になること第何位で。
ビタミンCがレモンの何倍!○○大学、○○教授書籍より。

新刊の帯に芸能人の誰々も絶賛!という文字も目にしますが、あれも同じ効果をねらったものです。
自分で自分の会社の商品を、「凄い。本当です。効果があります」と言ってもむなしいですし、信用度もありません。

しかし、「権威あるもの。あると思われているもの」(初日の出=ハロー的なもの)を引用して、説明するだけで、説得力がグンと変わってきます。

書籍によると、○○大学教授も絶賛!
というだけで何か凄そうですよね。
勿論、嘘は駄目ですよ(笑