【1】起業と企業と
1、起業することと企業の経営と
最近、単に「起業」をすることと、企業として「経営」をしていくことは、明確に違うと思うようになりました。

2、他の人はどうなの
実は、面白いデータがあります。
政策金融公庫がまとめている「新規開業白書」という新規開業者のデータによると、

開業時個人経営(いわゆる自営業)の方は 66.1%いらっしゃいます。
一方、1~2年程度経った時点での自営業の割合は、 62.2%です。

つまり、開業してから1~2年経って、会社形態(主に株式会社ですが)にされた方は4%程度であり、ほとんどの方はそのまま自分1人(又は奥さんとなど)という形態で営業を続けているわけですね。

3、んでも、儲かったら大きくすればいいのでは
実は、最初に起業する時点で、その方の器というか考え方に依存すると思います。

組織化して大きくしていくか、自分のやれる範囲でと考えるかですね。
つまり、将来的に「儲かったら大きくしよう」では、大きくならないということです。

儲かるように大きな組織を作らないわけですから、当然大きな仕事の対応はできなくなります。
最初のとらえ方、考え方で方向性は決まってくるということです。

4、結局のところ
勿論、どちらがいいとは言えません。
しかし、どういう組織にしていきたいのか(大きくするのか、個人でいいのかなど)

自分の考え方、家族構成、年齢、そして一番大事なお客様へのサービス内容などを検討して、ある程度は最初に起業する段階で決めておきたいですね。

起業家になりたいのか、経営者になっていきたいのか。
私も冒頭でバタバタしていると書きましたが、結局自分の分身を作っていけばいいだけのお話なのですよね。

つまり、私自身が経営者にはなりきれていないのです。
実は、メルマガ等を発行して、一番勉強になるのが自分なのですよね。

本当、ビジネスって面白いものですね。
メルマガを発行すると、本当、勉強になり面白いですよ。もし、既に発行していたら教えて下さいね。
といいつつ、自分の分身という「人を育てる」のが、一番難しいのですが・・・。