今までは、金は無いけど腕はある!という人が起業する場合、誰かにお金を出してもらうしか手段がありませんでした。

つまり、株主、平たくいうとスポンサーですね。
例えば、株式会社の議決権は、資本金を誰がいくら出したかにより決まります。つまり、会社のオーナーが一番儲けます。いくら貢献しても、「クビ」で終わり・・。

しかし、合同会社にそんな決まりはありません。
ということは、個人の能力を主にした組織(例えば、プログラマーの集まりが会社を興したなど)の場合は、戦略的にフットワークの軽い、利益配分も自由な組織が作れたりします。

例えば、お金のある人はお金。腕のある人は腕。人脈は人脈。しかし、取り分は1/3という形にしてもいいわけです。

合同会社は「自由に組織が作れる」のが最大の魅力ですね。

どんな組織にしたいのか?それにより合同会社も選択の一つです。